自宅で必要がなくなってしまった車を車買取査定に出そうと検討している方は少なくありません。必要がなくなってしまった車などは買い取ってもらうことで、現金化することが出来ます。たとえば、新車の購入を考えているという場合には、これらの新車の購入資金に充てることが出来るのです。このため、車の買取をしてもらう場合には、なるべく高い金額で買い取ってもらいたいという方がほとんどだと思います。しかし、場合によっては、買取金額が下がってしまう場合があります。
たとえば、車の状態などでも査定額は変わりますが、タバコの匂いなどが染みついているという場合には、査定額が下がってしまうこともあります。そこで、車の買取査定にどういったものが影響するのかなど、詳しいことをみていきましょう。
タバコの匂いは車買取査定で大きなマイナスとなってしまう
車の買取査定は、走行距離、そして車の状態などで大きく変わってきます。そこで、タバコの匂いが付いているという場合には、どの程度車買取査定に影響するのでしょうか。実はタバコの匂いは車買取査定で大きくマイナスとなってしまいます。車の査定の評価のマイナスですが、車両クラスの中でも「3クラス」となります。タバコの臭いは、実は40点の減点とされており、1点につき、1000円で換算されることになります。つまり、タバコの匂いが染みついている車については、4万円も査定金額が減額されることになってしまいます。
こちらを「価値減点」といいます。タバコの匂いぐらいはどの車にも付いているので、それほど査定額は下がらないだろう…と思っている方は多いですが、実はそうではなく、タバコの匂いは大きなマイナスポイントとなります。これはなぜかというと、中古車として販売に出される場合、購入者に購入を敬遠される原因となってしまうからというのが理由となります。タバコの匂いを嫌がるという人はとても多く、たとえば、ホテルの部屋などについても、「禁煙ルーム」「喫煙ルーム」と分けられているほどになります。
これらは料金にも差が付いていることが多いです。車の買取市場においても、タバコの匂いは減点材料となってしまい、たとえ人気の車種で、状態が良くても、内装にタバコの匂いが付いているというだけで、大きく買取査定に影響してしまうことになります。
タバコのヤニによる汚れなども減点対象に
このように、タバコの匂いは減点対象となりますが、さらにタバコのヤニ等による汚れがある場合には大きく減点となることが多いです。たとえば、著しい汚れがあったり、ルームクリーニングが必要という場合には、これらも減点材料となってしまいます。天井や内張のパネルなどにタバコのヤニによる偏食が見られる場合には、これは減点対象となってしまい、最大で、75000円程度の減額となってしまいます。車内の匂いに関しては、査定するスタッフの主観による部分なども大きくなります。
このため、車を買取に出す場合には、車内清掃などをしっかりとしておき、ゴミの処分などをしておくようにしましょう。
他に影響してしまう匂いとは?
このように、車の買取査定をしてもらう場合、匂いというのは減点材料となってしまい、買取査定額が下がってしまいます。タバコの匂いなどは大きくマイナスになってしまうことになりますが、他にも影響してしまう匂いがいくつかあります。まずは、ペットなどの動物の匂いです。これは、アレルギー体質の人の場合には、症状が出てしまうことがあります。また毛なども付着していることもあり、車内に残ってしまうことが多いです。ペットなどの匂いの場合にも-5万円程度の減額となってしまいます。
また、その他にも、化粧品の匂い、体臭などが付いている場合にも、買取査定額に影響してしまいます。しかし、この場合、タバコやペットの匂いなどよりも減額は少なく、大体1万円程度の減額となります。なるべく高い金額で車を売りたいという場合には、匂いを取る方法を考える必要があります。まずは、買取査定をする前には、掃除機や消臭スプレー等を使って、車内清掃をしましょう。
しつこい匂いなどがあれば、オゾン脱臭を使うと取れやすくなります。これは、ガソリンスタンドなどで実施しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。車の買取査定をしてもらう場合ですが、実はタバコなどの匂いが残っている場合には、査定額に大きく影響してしまい、マイナス4万円程度、査定額が下がってしまうことになります。タバコの匂いはあまり気にされない方も多いですが、実は中古車市場では購入者に敬遠されてしまうため、査定額に大きく影響するのです。その他の匂いに関しても査定額に影響が出てしまいますので、気をつける必要があります。車買取査定の前には、事前にしっかりと車内清掃などをしておき、少しでも匂いなどを消臭して、綺麗な状態にしてから、査定をしてもらうようにしましょう。
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